あると便利なものワークショップ型の授業や研修を行う際に、「あると便利だった」というものをご紹介いたします。
※ 商品紹介のコメントは全て編集者の個人的感想です。
どこでもシート
静電気で壁に貼り付けることができるホワイトボードシートです。
グループワークで、場所を選ばずアイデアを書いたり消したりしながら共有したいときに便利です。
書いたものを残しておきたい場合は、そのままたたんで場所をとらずに保管することができます。
グループ数がかなり多いときは、書き直しができませんが模造紙を使うほうが割安です。
下記の「ヌーボード」よりも良い点は、軽い点と、
立って使える点です。
座って書いてもよいのですが、壁に向かってみんなで立って話し合うと、一人だけ話し合いから外れて眠ったり内職したり、、ということができないのが、良い点だと思います。
ヌーボード 上記の「どこでもシート」より丈夫な携帯型ホワイトボードです。
チームの構成人数が少ない場合で(例えば学校で4人グループで話し合うなど)、机において何度も書いては消し、、を繰り返したい場合は、こちらがおすすめだと思います。
養生テープ ガムテープのような形状をしていますが、貼ってはがせます。
半透明なので、位置を確認しながら貼ることができます。
模造紙を貼ったり、ゴミ袋を貼ったり、
電源コードで足を引っ掛けないように床に固定するときに使ったりできます。
さらに、名札として使うこともできます。
マルチコネクタ これは、ワークショップや授業のプレゼンを
MacBook や Surface で行われている方に便利なコネクタです。
会場や教室のプロジェクターとの接続が
VGAなのかHDMIなのか迷うことがあると思いますが、
どちらにも対応できるコネクタがあれば安心ですね。
AppleTVとくに、大教室を使う際に便利です。
例えば、参加者がワークシートやノートを使って課題に取り組んでいるときに会場をまわり、参考になる記述を見つけたらipadで内容を写真撮影し、無線でプロジェクターや大型モニターに投影することができます。
このとき、プロジェクターやモニターとAppleTVがHDMIケーブルで接続されており、AppleTVとipadが無線で情報をやりとりしているため、教卓に戻って投影処理をしなくても、離れたところから写真をスクリーンに出すことができます。
小型で持ち運びしやすいですし、ものすごく高価なもの、というわけではありませんので、ipadをお使いの方にはおすすめです。
https://www.apple.com/jp/apple-tv/Windows/Mac/iOS/Androidユーザーのかたは
EZCast Pro をお使いください。
安価な「EZCast」もまだ販売されていますが、
Proでないものはお勧めできません。
マニュアルより、この解説記事が分かり易いです。
Post-it® Plusブレーンストーミングで貼り出した付箋紙を
スマホに取り込んで自由に並び替えできるアプリ
これを初めて使う人は、ちょっとびっくりすると思います。
なぜなら、壁(や紙)に貼った付箋を
アプリを通じて写真に撮るだけで
写真に撮った付箋紙が
指で動かせるようになるのですから。
1日だけのワークショップや講座であれば
あまり必要性を感じられないと思いますが、
授業などのように継続的に学習する場合は
「どんなアイデアがでていたっけ?」
と振り返る必要があったり、
それらを使ってさらに構想をすすめることが
必要になるかもしれません。
また、お休みしていたメンバーに
共有したいときも便利です。
PowerPointにもエクスポートできてしまうので
途中経過をプレゼンしたいときにも便利ですね。
▼ アプリダウンロードページ
▼ 解説ページ
ロイヤリティフリーのBGM
ロイヤリティフリーの音源を
ルールに基づいて利用すれば、
シンキングタイムやリラックスタイムに
BGMを流すことができます。
公開されているロイヤリティフリーの音源から
お気に入りのものをみつけて
フォルダ等で整理しておくと
いざというときに役に立つと思います。
(フォルダ名の例:「休憩用」「作業用」など)
講義用動画を作る際のBGMとしても使えますね。
▼ LoiLoロイヤリティフリー音楽素材
▼ フリーBGM DOVA-SYNDROME
▼ Music is VFR
いろいろ便利な
レーザーポインターとプレゼンポインター
CANON のレーザポインタは、PowerPointやAdobe Reader、Keynoteのスライドシ
ョー操作が可能なだけでなく、タイマーを内蔵していて、設定時間の経過を振動に
よって知らせてくれるバイブレーション機能があり,プレゼンの時間厳守に便利で
した。
コクヨの「エアビーム」はレーザではなく、
空中で使えるマウスの感覚なので、
大型ディスプレイでの説明に使えます。
(レーザポインタはテレビには使えません)
複数のモニターを分配表示しているときに、
すべてのディスプレイにポインタを表示できるので便利です。
なお、コクヨには「黒曜石」という商品もあります。
これとレーザポインタをセットにすると、
とても簡単にスライドショーのリモート操作ができます。
進行中の記録をとって振り返るために
ベテランの動きから学ぶために
ウェアラブルカメラ「どのような質問を受けて、どのように返答したのだっけ・・?」
「あのとき、何をみて何を考えていたのだっけ・・??」
「説明のとき、ちゃんと○○さんもみていたっけ・・???」
授業や講座、セミナーが終わったあと、
みんなで振り返ったり、1人でじっくり振り返ったり
することがあると思います。
時折ウェアラブルカメラを装着して
記録をとっておくと、さまざまな形で振り返ることができます。
「ベテラン講師の○○さんの動きを研究して学びたい!」
という場合は、ベテラン講師の○○さんに装着していただいて
記録をとっておくのもよいでしょう。
授業や講座、セミナーの他にも
「お料理の手際が悪いんだけど、どこをなおせばいいんだろう?」
というときにも、記録を取っておくと便利だと思います。
自分で振り返ることはもちろん、ベテランのかたにみていただいてコメントをいただく、ということもできそうです。