これまで当研究所で取り組んできた
学習開発の研修の枠組みを一部適用させながら、
現在大阪の高等学校の校内研修を開発しているところです。
すでに5年目を迎え、講師も交代しましたが
バージョンアップし続けています。
この校内研修は、
採用3年目までの先生がチームを組んで
協同で授業を設計・改良し、
「授業をみる目」と
「授業の作り方」について
バージョンアップを図る研修です。
一貫して取り組み続けている大きなテーマを挙げるとしたら
教科内容中心の設計から
学習活動中心の設計へ
になるかと思います。
これまでの実践を通して、
下記のようなことについて
かなり大事だと感じています。
・公開された授業を見てコメントするだけでなく
参加者および講師が開発段階から
少しでも関わることで、
(とくに授業を担当される先生が)
設計技術における課題点を意識することが
できるようになる。
・毎年繰り返すことで参加し続けている先生に
変化がみられるようになる。
(例:昨年度指摘された●●について、今年わかった!)
・できれば、研修後も授業の担当者を交代しながら
繰り返すことで、安心して授業担当者役を
担うことができる。
(失敗してもみんなで検討してもらえる)
今年は、
「どうしても
『主体的・対話的で深い学び』が
イメージできない!!(>_<)」
「自分が担当する教科で
学習活動が主体の授業は不可能!」
と感じる先生がいらっしゃる場合でも
「もしかしたら、できるかも??」
と感じていただけそうなものを
目指して協同開発中です。
(これについては、毎年目指しておりますが
今年もここに力をいれていきます)
もし、ご関心がある学校等ございましたら、
ぜひお問い合わせください!
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