河井正隆先生(明治東洋医学院専門学校)の
「専門学校における初年次教育としての学びの導入に関するテキストの開発」
です。
この研究は、本年度から導入された
「 応募コースB :
自作の教材やテキストなどの電子出版の支援 」
に応募された研究ですので、
最終成果は、テキストになります。
このテキストの魅力は、
「上級生が後輩のために作る初学年用学習ガイド」
というコンセプトですので、
執筆者は、なんと、学生さん!ということになります。
学習者の経験や声が活かされるわけですから、
とても親近感のわくガイドブックができそうですね。
また、執筆する学生は教員養成学科に所属する学生さんということですから、教員としての教材開発の技術を磨く活動の一つとして、貴重な機会となりそうです。
具体的な掲載内容はまだ未確定ですが、現段階では、つぎの12項目の内容を予定されているそうです。
(1)専門学校で学ぶ意義
(2)専門職教育における学びの構え
(3)専門職としての自覚と使命
(4)高校と専門学校との学びの違い
(5)図書室の活用方法
(6)講義科目におけるノートテイキング
(7)実技・実習科目における心構えや学びのPoint
(8)Report作成の心構えと作成Point
(9)臨床実習の心構え
(10)暗記のススメ
(11)問題解決のススメ
(12)プリント活用術
専門学校の学生だけでなく、
さまざまな高等教育機関でも参考になるものが
できそうな予感です♪