Zeitler Andre氏による、「解釈的学びと経験の構築」を、代表の西之園が翻訳しました。その文書が京都教育大学のレポジトリに掲載されました。
>> 論文はこちらからダウンロードできます。
解釈学の概念は、経験から学ぶ人たちのための、組織的な学習活動をデザインする上で有効ではないか、ということでZeitler氏の文書が訳されることになりました。
ところで、「経験」とは何でしょうか。
Zeitler氏によれば、単純に繰り返しているだけの行為は「経験」にならないとのことです。
要約:行為する時に、実行している行為に対してその状況を決定する「解釈習慣」をもつことによって、われわれは環境に1つの方向を与えている。この解釈的活動は翻ってわれわれの習慣を変換する。この習慣を変革するプロセスを、われわれは「解釈的学び」と呼ぶが、「構築している」経験の構築に役立っている。この論文では、新しい解釈習慣が発達するにしたがって経験の構築に役立っていることに焦点をあてた展望を紹介している。