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地域振興と水上スポーツプロジェクト


本プロジェクトの目的は こちら をご覧ください。
 

本プロジェクトに関わる資料について

イタリアでボローニャ大学が誕生した頃、職能を高めるために学問を修めようと各地から学生が集まり、その学生集団によって形成された学生組合が教授を雇っていたように、ヨーロッパの高等教育における職能育成・専門家育成の発想には、学生自らが学ぶ場を拓くという考え方がありました。
学生は卒業後、自分の地域に戻って学問や産業の発展に貢献したことでしょう。

本プロジェクトは、そのようなヨーロッパの地域振興に関わる教育政策のアプローチを手掛かりとしながら、進めています。

近年では、とくにフランスの地域振興に関わる教育政策のアプローチを参考にしています。
公開している資料の中には、代表がフランスの資料を翻訳したものも含まれます。ご自由にダウンロードしてご参照ください。

▼ 現在公開されている資料
 

日誌

プロジェクト日誌 >> 記事詳細

2017/11/29

フランス「修業教育」の紹介

Tweet ThisSend to Facebook | by:望月
代表が日本教育実践学会(2017/11/25@佛教大学)で講演したスライドを公開します。

フランス大統領マクロン氏が2016年当時に経済大臣であったときに、(Apprentissage)の重要性を強調しました。

それは
、フランス社会で経済的社会的文化的に恵まれた人々が進学する大学や高等専門学校(グランゼコール)のルートではなく、職人仕事などの労働者階層の人々が学習しやすいルートを提供して、従来の徒弟制度を改革することを目指したものです。

従来の徒弟制
度は中等教育レベルの訓練でしたが、現在進行している修業教育は高等教育レベルであり、理論と実践とを循環する学習を実現するもので、授業料が無償であるだけでなく、さまざまな優遇策が講じられています。


企業での修業教育の採用率はつぎのようで、小規模企業に有利に機能しています。

250人以上の従業員  17.2%
50-250人の従業員       8.9%
10-50人の従業員   18.6%
0-9人の従業員    55.4%


フランス全土の(給与付き)見習い募集中の企業と、
就業・修業希望者とのマッチングサイトもつくられました。
▼マッチングサイト
https://www.lapprenti.com/

地域振興と就業率向上をかけあわせたしくみとして、
一種のモデルとなりそうです。

★ 公開スライド資料(PDF)は こちら です。



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