受講者が多人数であったとしても、少人数のチームに分けて自律的に学習するような授業を実現することができたら、現在の授業の問題はかなり解決できます。
そのときの開発モデルとしてMACITOモデルを開発しています。
MACITOモデルは、つぎの6つの要因で構成されており、
学習者主体の学習を設計するときは、つぎのような命題を構成することが可能です。
成果に先立って活動を考えていますが、学習成果を重視する場合には②と③の順序は逆になります。
①学習をどのように意味(M:Meaning)づけて(学習目標,解決すべき課題など)
②どのような活動(A:Action)を計画すれば
③どのような成果(O:Outcome)を期待できるか,そのためには
④どのような内容(C:Contents)を
⑤どのような相互作用(I:Interaction)あるいは情報(I:Information)で
⑥どのような用具(T:Tool)あるいは技術(T:Technology)を用いて学習すればよいか
①〜③ は内的条件 ④〜⑥ は外的条件
M: Meaning 意味
A: Action 活動
C: Contents 内容
I: Interaction & Information 相互作用、情報
T: Tools & Technology 用具、技術
O: Outcomes 成果
2014年5月現在で、授業や教材を開発するときに、つぎのような仮説のもとに設計しています。