このモデルは、2014年に「MACITO(マシト)モデル」に改訂しました。以下は記録として残してあるもので、最新の情報は
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受講者が多人数であったとしても、少人数のチームに分けて自律的に学習するような授業を実現することができたら、現在の授業の問題はかなり解決できます。
そのときの開発モデルとしてMACETOモデルが誕生しました。
MACETOモデルは、つぎの6つの要因で構成されており、
学習者主体の学習を設計するときは、つぎのような命題を構成することが可能です。
成果に先立って活動を考えていますが、学習成果を重視する場合には②と③の順序は逆になります。
①学習をどのように意味(M:Meaning)づけて(学習目標,解決すべき課題など)
②どのような活動(A:Action)を計画すれば
③どのような成果(O:Outcome)を期待できるか,そのためには
④どのような内容(C:Contents)を
⑤どのような環境(E:Environment)で
⑥どのような用具(T:Tool)を用いて学習すればよいか
①〜③ は内的条件 ④〜⑥ は外的条件
多人数の授業の場合には、つぎの 2 つの仮説をもちながら設計しました。
仮説1:
学習者の内的条件を整えることによって、外的条件が十分でない場合でも、その困難を克服して主体的学習を実現することができる。
仮説2:
授業過程は、図式モデルと命題の集合体として記述することができる。